【開催レポート】第9回「健康と経営を考える会」シンポジウムを開催しました

健康経営・データヘルスにかかわる行政、経営者、企業の担当者、健保、地域の担当者、医師が講演者・パネリストとして集結し、議論を深めることを目的としたシンポジウム。会設立から10年目の今回は、5月23日、東京都港区のニッショーホールとオンライン視聴のハイブリッド形式で、『健康経営の裾野を広げよう！』を開催いたしました。

健康と経営を考える会代表理事・医療法人社団同友会理事長の髙谷典秀氏、厚生労働省　厚生労働事務次官の大島一博氏、そして経済産業省　商務・サービス審議官の茂木正氏から開催のご挨拶をいただきました。

医療法人社団同友会理事長　髙谷典秀氏

厚生労働省　厚生労働事務次官　大島一博氏

経済産業省　商務・サービス審議官　茂木正氏

基調講演では、アクサ生命保険株式会社　安渕聖司代表取締役社長兼CEOよりご講演いただきました。アクサ生命・社内での健康経営ではCEOがCHO（Chief Health Officer）に就任、全管理職が健康推進マネージャーとなり取組みを展開、社外には多くの自治体・協会けんぽ・商工会議所と連携協定を結び、健康経営普及啓発を推進しているとのことでした。また、I＆Dについて、CEO/CHRO主催の方向性検討会議や社員による自主的グループ（女性活躍、手話、LGBTQ、介護など）により積極的に取り組んでいるとのことでした。

アクサ生命保険株式会社代表取締役社長　安渕聖司氏

基調講演後、健康と経営を考える会代表理事・株式会社ミナケア代表取締役社長の山本雄士氏のモデレーター、アクサ生命保険株式会社の安渕氏によりディスカッションを行いました。

一部・ディスカッション

「第二部　健康経営のネクストステージ　裾野の広げ方」では、厚生労働省保険局医療介護連携政策課長の水谷忠由氏、経済産業省商務情報政策局商務・サービスグループ　ヘルスケア産業課長の橋本泰輔氏、丸の内の森レディースクリニック院長の宋美玄氏、ミナケア山本氏からのプレゼンテーションの後、アクサ生命保険株式会社HPM事業開発部副部長・東京大学未来ビジョンセンター　データヘルス研究ユニット客員研究員の村松賢治氏が加わり、同友会髙谷氏のモデレーターのもとでパネルディスカッションが行われました。

厚生労働省保険局医療介護連携政策課長　水谷忠由氏

経済産業省商務情報政策局商務・サービスグループ　　ヘルスケア産業課長　橋本泰輔氏

丸の内の森レディースクリニック院長　宋美玄氏

株式会社ミナケア代表取締役社長　山本雄士氏

パネルディスカッション

健康経営・データヘルスに関心を持つ企業や健保関係者など多くの方に聴講いただき、盛況のうちに閉会となりました。